キミは東京でカカオが栽培されていることを知っているだろうか。
というか、日本でのカカオの栽培が難しいことを知っているだろうか。
恥ずかしながら私はどちらも知らなかった。
しかし難しいと言われたカカオの栽培を見事に成功させ、更なる高みを目指そうとする人たちがいる。
そしてそれに共感したネスレから数量限定で販売されている「キットカット ミニ 東京カカオ」。
今回は「【実食レポ】キットカットミニ東京カカオがどのくらい東京でカカオなのか食べ比べてみた」と題し、キットカット ミニ 東京カカオについてまとめていこうと思う。
数量限定販売のキットカットミニ東京カカオとは?
2023年11月20日より数量限定で販売されているキットカット ミニ 東京カカオ。
販売されている場所はお土産ショップのほか、ネスレの通販サイトを含めたオンラインショップとなっている。
東京カカオはその名の通り、東京・小笠原諸島で栽培された希少な国産カカオから作られたチョコレートが使われている。
どのくらい希少なのかと言うと、東京・小笠原諸島産のカカオ豆は世界のカカオ豆総生産量のわずか0.00002%。
通常、カカオは赤道を挟んで南北緯20度以内の地域で栽培されることが多く、日本での栽培は難しいとされている。
しかし平塚製菓と現地農家のたゆまぬ努力と挑戦精神により、10年以上の歳月を費やして見事栽培に成功。
とはいえまだまだ抱える問題は多く日本でのカカオ栽培自体の認知も低いため、今回国内売上No.1のチョコレートブランドであるキットカットとのコラボで「東京カカオ」ブランドの発展を目指している。
キットカットミニ東京カカオとリニューアルしたばかりのキットカットをガチレビュー
そんな希少な東京カカオを使ったキットカットのサンプルを先日いただいた。
せっかくなのでリニューアルしたばかりのキットカットと食べ比べ、カカオ感にどんな違いがあるのかガチレビューさせていただきたい。
ちなみにキットカットのリニューアル内容については別の記事にまとめているので、良かったら読んでみてほしい。
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まずはビジュアル比較。個包装はこんな感じ。
東京カカオはカカオ感というかオーガニック感が前面に出ている印象。
ちなみに個包装のデザインは全7種類あり、ランダムで入っている。
そして中味はこんな感じ。
大きさの違い以外は光の加減でよくわからなくなっているが、実際に見ると東京カカオの方が茶色が濃くてツヤ感があるように思えた。
実際に食べてみると東京カカオの方が香りや味わいが強く複雑に感じる。
新キットカットも「リッチなカカオ感の味わいのチョコレート」が特長だが、東京カカオに比べると若干味わいが平板に感じる。まあ、あくまでも東京カカオと比べたらの話ではあるが。
そして東京カカオの香りの強さは気のせいではなく、一般的な外国産カカオと誓って今年収穫されたばかりのとれたてカカオを使っているかららしい。
当たり前だがカカオも植物。鮮度は味わいに関係すると思うと、やはり国産のカカオは貴重だしもっと広まってほしい。
まとめ
いかがだっただろうか。
キットカット ミニ 東京カカオについてまとめてきた。
とりあえず国産のカカオがあることに驚き、その味わいや香りの豊かさに驚いた。
数量限定なのは残念だがパクパク気軽に食べるものではなく、じっくり味わいたいと考えるとこれで良いのかもしれない。
キミもぜひ一度お試しあれ。