一番搾りの理由を知った 僕を連れて進め
思いつきのテキストはともかく、実際にキリンの工場見学で私は一番搾りの理由を知った。
一番搾りであることにどれだけで意味があるのかを。
キミがキリンの一番搾りが好きで、この体験をしていないのならぜひ一度キリン一番搾りツアーに参加してみてほしい。
今回は「【一番搾りの理由を知った】キリンのビール工場見学で知ったド級の衝撃」と題し、キリン一番搾りツアーでの一番の衝撃についてまとめていこうと思う。
キリンの工場見学「キリン一番搾りツアー」とは?
「キリン一番搾りツアー」は、コロナ禍を経て生まれ変わった新しい形の工場見学である。
全国9か所の工場を訪れて楽しめる「工場見学」と、家から楽しめる「オンライン工場見学」の大きく2種類がある。
「オンライン工場見学」ではスマホを使って360°視点で工場見学の疑似体験ができたり、生産者の目線を疑似体験できる動画などが用意されている。
通常の「工場見学」ではガイドの方が実際に案内してくださり、キリンのビールの歴史から始まってビールの製造工程の説明、そして最後にはビールの試飲も含めて堪能できる内容になっている。
しかも工場見学来場者しか見られないオンライン工場見学があるなど、いたれり尽くせり。
あえて映像は公開しないがプロジェクションマッピングやちょっとしたゲームなども用意されておr、ただ説明を聞くだけではなく参加型の工場見学になっている。
DSR的「キリン一番搾りツアー」での一番の衝撃はアレ
そんなキリン一番搾りツアーの中でも、個人的に一番衝撃を受けた体験型コンテンツをご紹介したい。
それは一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べ。
一番搾りの製法が一般的なビールとは違い、一番搾り麦汁のみしか使わないことはもちろん知ってはいた。
ちなみに麦汁とは、麦芽を砕いてゆるやかに温度を上げて作る「もろみ」と呼ばれる麦のおかゆをろ過してできるもので、そこから最初に流れ出たものが一番麦汁である。
一番搾り麦汁のみを使うことで単純に違いが生まれるのは誰でもわかるが、実際にどの程度の差を生むものなのかは知らなかった。
工場見学では一番搾り麦汁と二番絞り麦汁の飲み比べができる。
実際の一番搾り麦汁と二番搾り麦汁がこちら。
個人的に、こんなにもわかりやすくビジュアルが違うとは思っていなかった。
説明の必要も無いかもしれないが左が一番搾り麦汁、右が二番搾り麦汁である。
こうして見比べると二番搾り麦汁は乱暴な言い方をすると出がらし感がある。
そして実際飲んでみてもその違いは驚くほどわかりやすかった。
一番搾り麦汁はまるでサラサラのメープルシロップを飲んでいるかのように濃くて甘みが強く、二番搾り麦汁は味わいにおいてもそれを水か何かで薄めたような印象。
もちろんこの後にも様々な工程を踏むことにはなるが、どちらの方が美味しいビールになりそうかと言えば、私だけでなくきっとキミも間違いなく一番搾り麦汁を選ぶと思う。
そのくらいビジュアルも味わいもド級の衝撃を受けるくらいに違った。
まとめ
いかがだっただろうか。
キリンのビール工場見学、キリン一番搾りツアーについてまとめてきた。
一番搾り麦汁と二番搾り麦汁でそれぞれビールを完成させた場合、お互いにどんな個性が出るのかはわからないが、個人的には麦汁を飲み比べただけで勝負あったように思える。
何より長年の試行錯誤の結果の一番搾りなので、今さら口をはさむべくもない。
とはいえ改めてキリンがやっていることの凄さと、並々ならぬこだわりを感じられたように思う。
一番搾りの魅力をより深く知れるこのツアー。
キミもぜひ一度お試しあれ。