ロングセラー商品はなぜロングセラー商品足りうるか。
時代に合わせてリニューアルしているからに他ならない。
あのお菓子もあのお酒も、長い歴史の中で少しずつ味わいが変化している。
それは金麦〈糖質75%オフ〉も例外ではなく、発売から10年以上経つ中で何度もリニューアルを実施しており、2023年12月にもまたリニューアルが実施される。
今回は「新旧金麦〈糖質75%オフ〉を飲み比べてガチレビュー」と題し、2023年12月分より順次新発売されるリニューアルした金麦〈糖質75%オフ〉についてまとめていこうと思う。
おいしさと機能性を両立しつつ味わいもパッケージも一新
飲み比べの結果をお伝えする前に、金麦〈糖質75%オフ〉の歴史をカンタンにお伝えしたい。
健康にも気を遣いたい層にすっかり定着している感があるが、誕生は2012年4月。
実は当初は糖質70%オフとして登場した。
その後2014年6月に糖質75%お麩へと生まれ変わり、ほぼ毎年ペースでマイナーチェンジを繰り返しつつ今回のリニューアルとなる。
具体的には2023年12月出荷分から順次リニューアル後の製品に変更されているが、とりあえずパッケージの色合いが大幅に変更された。
白と金のベースカラーに緑の文字だったが、リニューアル後の新パッケージはエメラルドグリーンをベースに金の文字になっている。
エメラルドグリーンはブランドイメージの大幅な刷新とともに、品質の高さと清涼感を表現しているとか。
確かにエコというか、健康的なイメージがより強まったように感じる。
そして「糖質75%オフ」がより大きく見やすくなった。
ちなみに「糖質75%オフ」は通常の金麦と比べた数値となっている。
そして中味に関しては史上最大量の麦芽と”低温旨味製法”というサントリー独自の仕込みにより、機能面を担保しながらも麦のうまみが感じられ、飲みごたえのある味わいになっているとか。
金麦〈糖質75%オフ〉のリニューアル前と後の味わいの違いは?
そんな金麦〈糖質75%オフ〉。
今回サントリーさんに新旧それぞれサンプルをいただいたので、実際に飲んでみて感じた違いをお伝えしたい。
パッケージの違いは先ほどお伝えした通りだが、製法が変わっても原材料や栄養成分表示には特に変更は無かった。
何はともあれ飲み比べのために注いでみる。
泡の立ち方に差が出てしまったので、一応泡が落ち着いてから飲んでみた。
結果としては。。。私の貧相な舌の感性ではなかなかに表現が難しい。
個人的にはリニューアル後の金麦は雑味が減り、軽やかな味わいになったように思う。
ただ、飲み口はスッキリしているものの後から麦の味わいが口の中に膨らんでいく。
旧パッケージはそこまでの複雑さというか、味わいの広がりが物足りないように感じた。
とはいえ全体的には軽くなったというが私の感想で、その分合わせる料理を選ばないし、食中酒として一段階上に上がったんじゃないだろうか。
そしてストライクゾーンも広がったように思う。
まとめ
いかがだっただろうか。
新旧金麦〈糖質75%オフ〉についてまとめてきた。
ノンアルコールや糖質ゼロ、糖質オフ。
バリエーションはもちろん味わいもレベルが高く、酒飲みビール飲みにとっては非常に恵まれた時代に生まれていることを実感する。
場所によってはまだ旧パッケージが手に入ると思うので、良かったら飲み比べもオススメしたい。
キミもぜひ一度お試しあれ。