先日欅坂46のファーストアルバムである「真っ白なものは汚したくなる」が発売された。
アーティストのファーストアルバムは、安易にグループ名などになりがちだが、そこはさすが秋元康さん。
何ともインパクトのあるタイトルをつけてきた。
しかもアイドルグループなのに、初回盤のジャケットはセンターである平手友理奈さんの単独ショット。
どれだけ彼女のことが好きなのだろう。。。
まあ、確かに可愛いけれども。
それはさておき、このアルバムには今までに発売されたシングル4曲すべてが収録されており、初回限定盤であれば、すべてのシングルのMVが収録されたDVDが特典としてついている。
YouTubeなどでも動画は見られるが、DVDで見るとまた少し印象が違うものである。
CMも、余計な文字もないし。
そしてそんなMVを一通りチェックしながら、共通点が5つあることに私は気づいた。
今回は「【これがヒットの絶対法則?】欅坂46シングルMVの5つの共通点まとめ」と題し、欅坂46のシングル4曲のMVに共通する事柄についてまとめていこうと思う。
欅坂46シングルMVの共通点まとめ1:みんなで全力疾走!とにかく走り回る
これが若さなのかなんなのか、とにかく走り回るPVが多い。
サイレントマジョリティーはそこまででもないが、世界には愛しかないや不協和音などはかなりの距離を走り回っている。
他のグループがどの程度なのかはわからないが、私の知る限り一番走っているように見える。
それは自転車であったり、数名であったり、メンバー全員であったりと様々。
それによって動きが生まれ、見る人を飽きさせないというか、何度も見たくさせるのかもしれない。
欅坂46シングルMVの共通点まとめ2:手やら何やら色々振り回す、印象的な振り付け
もうこれは、サイレントマジョリティーである程度方向性が決まっていた気がしないでもない。
サイレントマジョリティーはあやつり人形を模したような振り付けで、とにかく頻繁にグルグルと腕を回す。
ついでに言えば、ターンも多い。
世界には愛しかないの場合、腕はそこまで回していないが、グルグルとカサを回すシーンが印象的であり、人体ではないものの、背景でプロペラがずっとグルグルと回っている。
もしかしたら、サイレントマジョリティーの振り付けとの関連を意識しているのか、なんてことを勝手に想像してしまう。
そして振り付けについても、冒頭書いたとおりサイレントマジョリティーはあやつり人形を模したような振り付けでインパクトがあり、それ以外でもところどころに決めポーズがあったり、バレエのような動きがあったりなど、イチイチインパクトがある。
欅坂のメンバーは元々ダンス経験者がほとんどいなかったという話を聞いたことがあるので、色々苦労しているところはあると思うが、その成果はしっかり出ているとも思う。
欅坂46シングルMVの共通点まとめ3:時には炎上も。奇抜だけどインパクト抜群な衣装
欅坂のMVは、そのインパクト抜群の衣装も度々話題になっている。
特に↓の衣装については、ナチスを思わせるということで、世界を巻き込んだ炎上に発展した。
一年前のこの時期ってちょうどナチス・ドイツのことで欅坂46解散の危機みたいなニュース出回った時だよね
あの時欅のファンになりたてだったからよく分からんかったけど、もし解散してたら…って考えると白目向くわ
解散しなくて良かった pic.twitter.com/kjrTdld31X— さるぼぼ (@sarubobo46) 2017年11月1日
欅坂46 のファンに贈りますw
左の整形顔 のほうが E鴨w
左韓国アイドル ナチスを連想させる衣装で
世界中から非難殺到 グループ名「PRITZ」
右 欅坂46 pic.twitter.com/B1J3tbDhKJ— アキラ (@jijihakushion) 2017年11月8日
そもそもサイレントマジョリティーの頃から、その衣装はもちろんのこと、振り付けについても「ナチスを思わせる」ということで色々と批判を受けていた。
でも、炎上商法はいわば秋元康さんのお家芸。
欅坂だけでなく、AKB48でもおニャン子クラブでも、どこまでが計算なのか、本気なのかがわからないような売り方や、演出の仕方などを何度もやってきている。
そして衣装についても、基本的なスタンスというかデザインの流れというのは変わっていないように見える。
個人的に二人セゾンの衣装はかなり好きだ。
あとは歌そのものについても、二人セゾンはかなり中毒性がある気がする。
余談ではあるが、サイレントマジョリティーでお腹いっぱい気味だった私は、二人セゾンをきっかけに、結構どっぷりと欅坂を聴き込むことになった。
そういえば、クレディセゾンが勝手に作った「わたしセゾン」というアンサーソングもあった。
東京は東池袋にあるサンシャイン60の52階にクレディセゾンがオフィスを構えているので、東池袋52となったらしい。
関係会社すべての社員の中から選りすぐられた24名の女性社員で、大真面目に作っているので完成度もかなり高い。
ただやはり私は、本家のほうが好きだが。
ちなみにこっちのほうは、今回まとめている共通点は含まれていないのであしからず。
欅坂46シングルMVの共通点まとめ4:歌でも語りでもない、印象的なセリフ
これは申し訳ないが、世界には愛しかないと不協和音のみの共通点である。
サイレントマジョリティーもメッセージ性が強いし、誰かのセリフのような歌詞もあるが、普通にメロディーに乗っている。
ただこれは、法則に加えても良いんじゃないかという意味も含めて載せてみた。
世界には愛しかないについては、どちらかと言えばセリフのほうが歌詞より多いくらいである、
ただセリフの中で特に印象的なのは、不協和音のサビ前に入る「僕は嫌だ!」というセリフ。
不協和音のMVでは、とにかくカッコよさを追求しているらしい。
確かに個人的にカッコいいと思ってしまった。
欅坂46シングルMVの共通点まとめ5:絶対的センター、平手友理奈(てち)のご乱心ソロパート
欅坂のシングル4枚すべてでセンターを務める、平手友理奈さん。てちというのは、あだ名である。
不動のセンターであり、今回のアルバムのジャケットを見ても、絶対的な存在であることが伺える。
おそらくは秋元康さんのお気に入りなんだとは思うが、アイドルファンや、業界の中でも評価は高いようではある。
14歳からセンターをやってきている平手さんも、今年で16歳。
まあ、それでもまだまだ若い。
そんな平手さんには、MVごとに必ずソロパートが用意されている。
もちろんセンターだからというのはあるんだろうが、それでもかなり優遇されているように感じるのは私だけだろうか。
でも、それでいい、いや、それがいい。
二人セゾンや不協和音はご乱心したかのように踊り狂っているソロパートがあり、目が離せなくなる。
あとは、世界には愛しかないでは静かなイントロから、突然平手さんの叫び声が入ってくる。
個人的にはAKB48のBeginnerというMVで、前田敦子さんが叫びまくるシーンが思い出された。
そういえばこのMVも過激すぎて炎上し、こちらのバージョンはお蔵入りしてしまった。
ただAKBは、このシングルで初めてミリオンセラーを達成したので、ビジネスとしてはうまくいっているのかもしれない。
そしてシングルではないが、アルバムに収録されている曲の中で印象的なエキセントリックも、ぜひ聴いてみてほしい。
まとめ
いかがだっただろうか?
欅坂46シングルMVの共通点として、
1:みんなで全力疾走!とにかく走り回る
2:手やら何やら色々振り回す、印象的な振り付け
3:時には炎上も。奇抜だけどインパクト抜群な衣装
4:歌でも語りでもない、印象的なセリフ
5:絶対的センター、平手友理奈(てち)のご乱心ソロパート
という5つをご紹介した。
アイドルのアルバムを購入するのは初めてだが、とりあえず収録曲の多さにビックリしている。
CDは2枚組であり、全部で29曲収録。
ご紹介してきたシングルはもちろん、アルバムが初出になる新曲も何曲か収録されている。
良かったら、手にとってみてほしい。