実は近年、甘酒が大きな注目を集めているのをキミは知っているだろうか?
カンタンに言えば健康と美容に高い効果を発揮するため、「飲む点滴」や「美容液」と称されることもある。
そんな甘酒業界に新風を巻き起こす「大吟醸甘酒ヌーボー」が2018年11月22日に新発売される。
今回は「新米ひとめぼれ磨き50%?大吟醸甘酒ヌーボーが贅沢すぎる」と題し、甘酒の説明を含め、実際に飲んでみての感想などもまとめていこうと思う。
飲む点滴?美容液?近年注目されている甘酒の効能。
甘酒の効果は、大きく下記の通り。
・点滴と同じビタミンやミネラルが含まれ、消化吸収を助ける
・食物繊維やオリゴ糖が豊富で、便秘の予防や解消につながる
・ビタミンB群など肌の状態を整える成分が含まれ、血行・代謝を促進
・ブドウ糖で消化補助+血糖値上昇で空腹感を抑える
・麹菌に含まれる酵素で、老化につながる活性酸素を抑える
・生活習慣病予防にも役に立つ
私自身あまり甘酒を飲む機会はなかったが、こんなにスゴイものだとは思わなかった。
「”甘酒”だから、”酒”でしょ?ムリ!!」
私は酒が好きなので「ムリ」では無いが、それでも「甘酒=酒」というイメージはあった。
しかし、一概にそうとは言えないようだ。
というのも甘酒には実は2種類あることをキミは知っているだろうか?
米麹の甘酒
酒粕の甘酒
という2種類である。
酒粕の甘酒は、酒粕を水で溶いて砂糖で味を整えたもの。
酒粕なので当然アルコールが入っているし、砂糖も加わるのでカロリーも高めになる。
対して米麹の甘酒は米から作られているし、糖分はお米のでんぷんが麹菌の働きで変化したものなので、基本的に砂糖などは加えられていない。
しかも製法自体は日本酒に近いがノンアルコール。
お酒を飲めなくても安心して飲むことができる。
大吟醸甘酒ヌーボーとは?
そんな中で大吟醸甘酒ヌーボーというのは、いったいどんなものなのか。
一応こちらの動画である程度は紹介されている。
※動画は公開終了
使われているお米は、長野県で自社栽培された「ひとめぼれ」の新米のみ。
自社栽培の米以外は使っていないというこだわりの他、そのお米も肥料と農薬を抑えて味にこだわっており、そんなこだわりのお米を精米歩合50%まで高めた甘酒。
しかも酒造りを担当するのは、米の収穫地と同じ長野県の酒造で創業150年超の歴史を持つ老舗の仙醸。
どこまでもこだわっている。
「大吟醸」を名乗れるのは特別なお酒
キミが多少お酒の知識があるなら、「大吟醸」というのがどのくらいスゴイのかわかるはず。
私も詳しくは把握していなかったが、お酒の精米歩合による名称の違いは下記の通り。
特定名称 | 精米歩合 |
普通酒 | 規程無し |
純米酒 | 規程無し |
本醸造酒 | 70%以下 |
特別本醸造酒 | 60%以下 |
特別純米酒 | 60%以下 |
吟醸酒 | 60%以下 |
大吟醸酒 | 50%以下 |
これを見ると、どれほど上質なものなのかある程度想像ができるはず。
大吟醸はお酒の中では最高ランクに位置し、もちろん甘酒の中では異例。
そして「米麹の甘酒は基本的に砂糖を使わない」と先ほどお伝えしたが、市販のものとなるとそうとは限らない。
米麹の甘酒であっても、大量生産や飲みやすさのために砂糖や香料を加えている商品は存在する。
しかし当然大吟醸甘酒ヌーボーは、甘味料不使用で米こうじ100%、無添加の甘酒である。
大吟醸甘酒ヌーボーを飲んでみた感想
実際に飲んだ感想としては、驚くほどにスルスルと入っていく。
生産者も仰っていたが「滑らかさには自信がある」という言葉のとおり、非常に滑らかである。
そして甘酒特有のとろみが心地よくノドを通り、それでありながらたまに少し米の粒を感じられるのがまた良い。
味もお米の甘みを存分に堪能できるが、しつこかったりくどかったりすることはなく、美味しかった。
このまま飲んでも美味しいことはもちろんだが、何かで割るのもまた良いと思う。
「アルコールが欲しい」なら、日本酒で割るのも一つの方法だろう。
まとめ
いかがだっただろうか。
大吟醸甘酒ヌーボーについて、下記のことをまとめてきた。
・飲む点滴?美容液?近年注目されている甘酒の効能。
・「”甘酒”だから、”酒”でしょ?ムリ!!」
・大吟醸甘酒ヌーボーとは?
・「大吟醸」を名乗れるのは特別なお酒
・大吟醸甘酒ヌーボーを飲んでみた感想
生産者のお米へのこだわりはもちろんだが、2018年は異常気象の影響もあり、出荷本数は1,500本とのことだった。
少しでも気になるなら一度は飲んでみることをオススメする。
大吟醸甘酒ヌーボー