もはや説明の必要も無いほどにメジャーなお菓子、キットカット。
実際1973年の販売開始依頼、50年もの間愛され続けている。
しかしそんな地位に甘んじることなく、むしろ50周年という節目で「キットカット史上最高」の製品へと生まれ変わるという。
今回は「大幅刷新で史上最高というキットカットをガチで食べ比べてみた結果」と題し、キットカット史上最高と豪語する新キットカットを旧キットカットと食べ比べた感想をまとめていこうと思う。
合計100種類以上の試作品を作って完成まで3年を費やした自信のキットカット
1935年にイギリスで販売されて以来、世界80か国以上で販売されているキットカット。
ミルクチョコレートとウエハースのバランスが絶妙で私やキミだけでなく、誰もが一度は口にしたことがあるはず。
そんなキットカットが日本での販売50周年を迎えるにあたり、この先の50年も引き続き愛されるブランド・製品を目指して発売以来最大規模となるリニューアルを決行した。
リニューアル製品の開発に費やした時間はなんと約3年。
日本だけでなく海外のチームとも協同し、合計100種類以上の試作品が作られたとか。
リニューアルはネスレのポリシーでもあるという「消費者中心の方法論」を基準に進めたと話されたのは、生産本部のマネージャーであるジリオ ハファエルさん。
まずはアンケートを使って消費者の嗜好を徹底的に調査・分析した上で商品の方向性を決定。
100以上の試作品を作る中で製造工程やラインなども見直し、最終的には試作品を10種類に絞って消費者テストを行い、完成したのがリニューアル後の商品である。
消費者調査に始まり消費者調査で終わる。
まさしく消費者中心の方法論に則られていた。
そうして完成した新キットカットも消費者調査したところ、具体的な数値は記事化不可と言われてしまったが従来の商品はもちろん、他社製品と比べても大きく上回る結果になっていた。
新旧キットカットを食べ比べた感想
そんなキットカット史上最高のキットカットを実際に試食させていただいた。
こちらがその新キットカット。
そして比較のために従来品もご用意いただいた。
新キットカットのポイントは「リッチなカカオ感の味わいのチョコレート、サクッサク食感のウエハース」。
サクッサク食感は食べないとわからないが、カカオ感と言うか色の違いはわかるはず。
もっとわかりやすくするために同じ皿に並べてみたが、逆にこれはわかりにくいかもしれない。。。
実際に並べるとハッキリわかるくらい色が違うので、キミもぜひ並べてみてほしい。
そして食べてみるとリッチなカカオ感、サクッサクのウエハース、看板に偽りなし。
カカオ感は色から伝わったがビターでほろ苦く、従来品と比べると高級感が凄い。
ウエハースも発酵から見直しただけあり、歯触りや歯ごたえが全然違う。
食べ比べてみると明らかに良い方向に進化しているとわかる。
新旧食べ比べを色々やって迷うことも多いが、これは間違いなく新しい方が美味しいと言える。
新キットカットを食べてから旧を食べると濃厚さが物足りないし、ウエハースももそっとした印象を受けてしまう。
まとめ
いかがだっただろうか。
リニューアルしたキットカットについてまとめてきた。
「キットカット史上最高」の製品は9月1日以降順次切り替え販売となっている。
余談だがリニューアルにあたって味わいだけでなく、パッケージの開けやすさにも注力したとのことなので良かったら注目してみてほしい。
ともあれキミが日常的にキットカットを食べているのなら、ぜひ試してみてほしい。
というか食べ比べてみてほしい。
きっと、発見があるはず。