二足のわらじ。
二刀流。
近いジャンルであっても2種類のことを両立するのは難しい。
しかし、みぞのくち醸造所は2種類どころか4種類。
「醸造所」であって醸造所の枠を超えた存在になっている。
今回は「みぞのくち醸造所が二刀流どころか色んな顔がありすぎて衝撃」と題し、みぞのくち醸造所についてまとめていこうと思う。
ブルワリー×タップルーム×ボトルショップ×マーケット=みぞのくち醸造所
神奈川県川崎市にあるみぞのくち醸造所。
醸造所という名前でありながら、それだけでは完結しない。
もちろん醸造所=ブルワリーは当然の機能として備えていて、醸造所で作ったビールを飲めるタップルームがある。
このくらいだったら珍しくはないのかもしれない。
しかしみぞのくち醸造所では瓶詰めされたばかりのビールだけでなく、醸造家が季節やその時々で厳選した国内外約80種類のビールを販売するボトルショップが併設されている。
さらには全国各地それぞれの地元で愛される逸品をラインナップしたマーケットも用意されており、取扱商品は積極的に拡大していく予定とのこと。
醸造所でありながら、ブルワリー、タップルーム、ボトルショップ、マーケットという4つの顔を持つのがみぞのくち醸造所である。
完売必至の麦芽食パンを始め、魅力的な商品が並ぶボトルショップとマーケット
ボトルショップのラインナップはこんな感じ。
私も見たことがあるような有名なものから、ビールとは思えないくらいに効果で珍しい商品までバリエーション豊かに揃えられている。
しかも先ほど書いたとおりその時々でラインナップは変わるそうなので、来るたびに発見や楽しみがあるんじゃないだろうか。
マーケットでは売られているのはこんな商品。
千葉県銚子市「Hennery Farm」の「アフロきゃべつ餃子」や、東京多摩プラーザで惜しまれつつも閉店した名店「イムイェム」、神奈川溝の口のピッツェリア「ロクアーチェ・ダ・マリオ」など、全国各地の“地元で愛される”お店の商品を購入できる。
しかもこちらは持ち帰りだけでなく、タップルームで食事として楽しむこともできる。
あと個人的に気になったのはこちら。
ポップにも記載がある通り、ビールの麦芽を使った自家製の麦芽食パンである。
こちらは毎日製造しているわけではないそうで、数にも限りがあるとか。
そして完売必至の人気商品らしい。
実際この日は取材でお邪魔したが、プレスの方々が購入されて完売していた(笑)。
最大13タップ!できたてビールや工場直送のクラフトビール以外にクラフトジュースも
みぞのくち醸造所のタップルームはこんな感じ。
そしてタップルームの真横というか向かいというか、すぐ近くにはブルワリーが。
醸造風景をツマミにまったり飲むこともできる。
そしてタップルームのメインともなるタップは最大で13タップ用意されている。

この日のタップルームのラインナップはこんな感じだった。
サイズはS、M、Lの3種類が用意されている。
こちらはみぞのくち醸造所の最初のビールブランドであるノクチビアーズのペールエール。
華やかな香りと爽快なキレ。
飲みやすさがありながらも特徴のある味わいだった。
ノクチビアーズには他にIPAとHazy IPAがあるが、3つの中でも1番万人受けする仕上がりになる工夫がされているとか。
実際アルコールも程よく、特に暑い季節には美味しく感じられると思った。
ホットドッグは必食!肉感たっぷりのソーセージと自家製の麦芽パン
タップルームではビールだけでなく、ビールにピッタリな各種フードも。
いくつか試食させていただいたが、個人的にはホットドッグがどストライクだった。
ソーセージの肉感とビールが実によく合う。
しかもホットドッグに使われているパンは、醸造工程で出る麦芽粕を使っているとのこと。
ホットドッグのパンも色々あるが、柔らかめのパンもまた良い仕事をしていた。
ホットドッグは全部で3種類あるが、とりあえずプレーンのホットドッグをオススメしたい。
それ以外のフードメニューもレベルは高い。
こちらのピザはマルゲリータ。
キミが大人数で訪れるならピザも良いかもしれない。
まとめ
いかがだっただろうか。
みぞのくち醸造所について下記のことをまとめてきた。
・4つの顔を持つみぞのくち醸造所
・自社ブランド以外にも魅力的なビールがいっぱい
・マーケットには名店のあのフードも
・麦芽食パンは見つけたら買え!
・ビール以外に新鮮なジュースも飲める
・ホットドッグは必食!
一般的なビール工場や醸造所などをイメージすると少し構えてしまうかもしれないが、みぞのくち醸造所は溝の口駅からほど近い好立地。
キミも気軽に足を運んでみてほしい。














