キミは20年前、何をしていただろうか。
私は質より量で酒を飲みまくり、色々と不摂生な生活をしていた。
日本なら20年と言えば、生まれた子どもがちょうど成人する年月。
そんな年月を見事に駆け抜けたアイスがある。
それは、ハーゲンダッツのクリスピーサンド。
今回は「【今更知識?】クリスピーサンドは○○をヒントにしていた!」と題し、めでたく20周年を迎えたクリスピーサンドと期間限定で発売される「香り広がるミルクコーヒー」についてまとめていこうと思う。
人気は日本から世界へ。7年かけて開発されたクリスピーサンドが唯一無二
なめらかなアイスクリームをチョコレートコーティングで包み、サクサクのウエハースでサンドした日本生まれのクリスピーサンド。
「片手で気軽にパリパリ食感が楽しめるアイスクリームがあったら楽しい」という思いのもと、7年もの歳月をかけて開発された。
個人的には驚きだったが開発のヒントになったのは、メキシコの名物料理であるタコス。
パリパリ食感はともかく、片手で気軽に楽しめるという点では確かにマッチしている。
そしてハーゲンダッツのアイスと言えば、何と言っても濃厚さや密度の高さが思い浮かぶんじゃないだろうか。
冷凍庫から出したばかりでは固すぎるため、公式でも少し溶かしてから食べることをオススメしている。
しかしクリスピーサンドはその必要がなく、まさしく「片手で手軽に」いつでも食べ始められる。
あと個人的にはクリスピーサンドのウエハースは唯一無二だと思う。
何とも言えないサクサクパリパリ感は、他のアイスでは体験ができない。
しかも、中身もアイスだけでなくチョコレートコーティングされているのが何とも心ニクイ。
そのため手に持っていてもすぐにベタベタすることなく食べ進められる。
まあ、美味しくてそんなに時間はかからず食べ終えるが。
とはいえ初めて登場した時の衝撃は今でも覚えている。
そんなクリスピーサンドの人気は海を越え、2021年3月で発売から20周年を迎えた。
その間に発売された個数は何と約5億個で、地球1,25周分になるそうだ。
単位がスゴすぎて、もはや何を言っているのかわからない。
誕生20周年を記念した動画もYouTubeで公開されている。
20周年を迎えて初の期間限定新商品 クリスピーサンド「香り広がるミルクコーヒー」
20年の歴史の中では59種類にも及ぶクリスピーサンドが登場した。
そして、クリスピーサンドが20周年を迎えてから初の期間限定商品となる、クリスピーサンド「香り広がるミルクコーヒー」が2021年6月15日より販売される。
先ほど紹介した歴代ラインアップを確認する限り今までに登場したコーヒー系、またはコーヒーを想起させるフレーバーは下記の4種類。
・2002年 カプチーノ
・2005年 カフェラテ
・2015年 マスカルポーネエスプレッソ
・2017年 エスプレッソマキアート
今までに59種類あったと考えると、個人的には少ない印象を受けた。
クリスピーサンド「香り広がるミルクコーヒー」を実際に食べてみた感想
ともあれ実際にクリスピーサンド「香り広がるミルクコーヒー」をいただいてみた。
パッケージから取り出すとこんな感じ。
ウエハースがデリケートすぎることもあり、残念ながら少し割れてしまっている。
しかし、裏側は無事だった。
ハーゲンダッツのロゴが何とも言えない高級感を示している。
ネーミングはともかくフレーバー自体が比較的スタンダードなので、ウエハース部分もアイス部分も取り立てて見た目に特徴は無い。
記念すべき商品だからこそ、安心感があるものなのかもしれない。
食べてみると、何と言うか本当に豆から挽いているようなコーヒーの味わいがした。
コーヒー味のアイスと言っても過剰に甘かったり、コーヒーの味わいがわざとらしいものが多い印象だが、ハーゲンダッツは違う。
甘いけれどもしつこくはなく、しかもミルクのコクがしっかり感じられる。
ミルクにコーヒーを加えたミルクコーヒーアイスをコーヒーチョコレートコーティングで包んで、しかもそれを挟むウエハースもコーヒーウエハースだと言う。
だからこその奥深いコーヒー味なんだろう。
見た目には大して特徴が無いと思えたが、味わいはコーヒーとミルクの個性がしっかり感じられるものになっていた。
お粗末さまである。
まとめ
いかがだっただろうか。
ハーゲンダッツのクリスピーサンドについて、下記のことをまとめてきた。
・7年かけて開発された日本生まれのクリスピーサンド
・メキシコのタコスから着想を得た
・20年間で約5億個で発売(地球1,25周分)
・20年間でラインナップは59種類
・20年目の”記念”「香り広がるミルクコーヒー」
・驚くほどのコーヒー感
もう20年。まだ20年。
これからもハーゲンダッツは、様々なフレーバーで私やキミを喜ばせてくれるはず。
もしキミが食べたことがないのなら、まずは1度食べてみることをオススメしたい。