「飲みたいのに注文できない」
「頼んだ飲みものが来ない」
「頼んでない飲みものが来た」
私やキミだけでなく、誰もが一度は飲み屋でそんな経験をしているはず。
しかしときわ亭なら、そんなわずらわしさはない。
自分の席にサワーサーバーがあり、好きな時に好きなだけレモンサワーを楽しむことができる。
今回は「【席に着いたら0秒レモンサワー】ときわ亭で肉とレサワに溺れる」と題し、ときわ亭で実際に0秒レモンサワーを体験した感想をまとめていこうと思う。
0秒レモンサワー仙台ホルモン焼肉酒場ときわ亭とは?
ときわ亭は、宮城県は仙台発祥の人気ホルモン焼肉店。
仙台と言えば牛タンのイメージが強いが、終戦直後には焼鳥屋と豚ホルモンを焼く店が数多くあり、人気を博していたそうだ。
仙台のホルモン焼きは牛タンと同じルーツを持っており、仙台味噌を使った特製タレに漬け込まれたホルモンを、仙台醤油で食べる独自のスタイルが特徴だとか。
ときわ亭はそんな仙台の人気店で、創業以来提供している秘伝の塩だれに漬け込んだ「塩ホルモン」が地元で愛され続けており、新しい仙台ホルモンの文化を作り続けているとか。
今回紹介する「0秒レモンサワー仙台ホルモン焼肉酒場ときわ亭」は、ときわ亭とチーズフォンデュが人気の「ガーデンファーム」などを展開するGOSSO株式会社が手を組んだ新ブランド。
最大の特徴は東北産豚の新鮮なホルモンと、テーブルのサワーサーバーから客が自ら注ぐ「0秒レモンサワー」。
ホルモンと言うとおっさんのイメージが強いがそんな目新しさが受けたのか、お店には若い人が多く訪れているそうだ。
私がお邪魔したのは渋谷店だったので多少関連があるのかもしれないが、実際店内のお客さんは若い人ばかりだった。
しかも女子が多く、一般的にイメージするホルモン焼肉屋の客層とはまったく違うように思う。
カウンターにもテーブルにも。0秒レモンサワーサーバーにテンションが上がる
ときわ亭店内のテーブル席はこんな感じ。
注文はタッチパネルから実施できる。
個人的に驚いたのは安物のAndroid端末などではなく、iPadミニだったこと。
iPadなのでやはり動きはサクサクヌルヌル。
画像もキレイに見えて、ついつい注文が進んでしまうこと受け合いである。
そしてこちらがサワーサーバー。
レバーを倒すといわゆるプレーンのレモンサワーが出てくるので、そこにお好みのフレーバーシロップを入れることでレモンサワーができあがる寸法である。
テーブルはもちろん、当然カウンター席にも備え付けられている。
バケツのようなイスが何とも大衆酒場感を出していて良い雰囲気だが、フタを開けると荷物をしまえるので臭いを防げるという機能も兼ね備えている。
何はともあれレモンサワー。待ち時間なく自席ですぐに始められるのが心地よすぎる。
0秒レモンサワーは60分500円の飲み放題。
30分300円で延長はできるが、最大の席利用時間は90分となっている。
一応乾杯用の生ビールも注文ができ、一杯目だけはなんと190円で飲むことができる。
しかし今日は0秒レモンサワーが目的で来たので、有無を言わさずレモンサワーに没頭することに。
0秒レモンサワーでは10種類の中から2つのシロップを選ぶことができ、プラス100円すれば新たに2種類選ぶことができる。
それぞれに味の特徴やチャートなどが載っているのでイメージがしやすい。
ただ、イメージしやすい分非常に悩ましくもある。
結局1つは王道のド真ん中レモンを選び、
もう一つはおっさんの性なのか、おやじのレモンを選んでしまった。
ということでまずはド真ん中レモンのレモンサワーを堪能。
確かに名前のとおりド真ん中、定番のレモンサワーだった。
炭酸の強さも程よく、スイスイ飲める。
そして次に、おやじのレモンも試してみた。
飲み比べてみると、全然違う。
おやじのレモンはすっぱさが抑えられており、よりビターな味わい。
個人的にはド真ん中レモンよりおやじのレモンの方が好きである。
シロップのバリエーションはもちろんだが、ときわ亭ではプラス100円でこういうバリエーションも用意されている。
せっかくなのではみ出しレモンタワーを注文してみた。
そそり立つレモンにテンションが上がる。
よりレモン感がアップして美味しかった。
そして、更なる発展型とも言える、アイスのサクレを使ったレモンサワー。
アイスの甘みとシャーベットのシャリシャリ感があいまって、これまた至高の味わいだった。
ときわ亭名物の塩ホルモンは満足感のありすぎるボリューム感
ドリンクではレモンサワーだが、ときわ亭のフードの名物は何と言ってもホルモン。
初回注文のみ、3人前相当のホルモンを888円(税抜き)で注文できる。
塩ホルモンと味噌ホルモンがあるが、私は塩ホルモンをお願いした。
そして運ばれてきた大盛りホルモンがこちら。
記事を書く段階になって、何か比較の物を置いておけば良かったと思った。
なかなか大きさが伝わりにくいが、相当な量である。
そしてホルモンの投入は、お願いすれば店員さんがやってくれる。
そんな投入の瞬間を動画で撮ってみた。
まとめて投入して、蒸し焼きのような状態にするそうだ。
一応詳しい焼き方はメニューの一部で紹介されている。
ホルモンは醤油だれ、味噌だれ、レモン汁という3種類のつけダレでいただくのがときわ亭スタイル。
そうこうする内に焼き上がったホルモンはこんな感じ。
いつも思うが、ホルモンは焼けたタイミングがイマイチわからない。。。
ただ、それはさておいてもとにかく肉厚でプリプリ。
タレをつけなくても十分に美味しいし、レモンサワーにもバッチリ合った。
しかしタレをつけることで味変できるし、大ボリュームのホルモンでも飽きずに食べ進められる。
個人的には味噌だれがお気に入りである。
ボリュームは本当に満点で、この一皿だけで満足感がスゴイ。
仙台と言えばやっぱり!でも、ひと味違うインパクト大の”肉塊”レモン牛タン
ときわ亭の1番の名物はホルモンだが、仙台と言えばやはり牛タンということで、ときわ亭はその辺りもバッチリ抜かりが無い。
こちらで提供される名物の牛タンはこちら。
一瞬理解が追い付かないかもしれない。
私も何も知らずにこれを見たら「なにこれ?」と思ってしまいそうである。
こちらは”肉塊”レモン牛タン。
その名の通り、切り分けられずに肉塊状態の牛タンにレモンが挟んである。
ビジュアルイメージはもちろんだが、レモンを挟むことにより牛タンにしっかりとレモンの味や香りが浸透するそうだ。
網に載せたビジュアルも何ともシュール。
しかしこちらはそのまま食べるわけではなく、ある程度焼いたところでハサミで切り分ける。
肉塊のインパクトにやられていたが、切り分けても極厚。
正式なお作法はわからないが、私はレモンは別にして肉だけいただいた。
極厚だが柔らかく、牛タン特有の歯ごたえもしっかりと感じられる。
仙台には何度か行ったことがあるが、一瞬トリップしたような気分になった。
その他、名物のときわ亭カルビも実に美味しかった。
色々いただいた末、最後は東北地方へのリスペクトを込めて冷麺で〆させていただいた。
この日は広報担当の方とご一緒したが、小皿への取り分けが上手すぎてその印象が強く残っている。
その他印象に残っているのは、調味料としてゴマ油を出されたこと。
お酢は定番だろうがゴマ油は意外で、試してみたが悪くない。というか美味しい。
焼肉の〆にはバツグンだった。
まとめ
いかがだっただろうか。
ときわ亭について、下記のことをまとめてきた。
・牛タンイメージの強い仙台だが、ホルモンも昔から人気
・ときわ亭の渋谷店は若い人、女子率高し
・0秒レモンサワーとサクサクヌルヌルiPad
・乾杯がすぐにできるのでときわ亭ではレモンサワーを!
・大盛りホルモンは必ず注文を!
・”肉塊”レモン牛タンはゲシュタルト崩壊必至
・〆には冷麺を
肉を食べると元気になる。
精神論みたいな話だが、実際あの活気に触れて肉を食べてレモンサワーを飲んで、少し元気を取り戻せたように思う。
キミもぜひ試してみてほしい。