古来より、塊肉は男の本能に訴えかける。
草食男子よりは肉食男子のほうが、野蛮さや荒々しさを感じながらもやはり強そうな感じがするもの。
男子なら、肉を。
そしてどうせなら自分自身で調理の段階から行ったほうが、味わう時の喜びもひとしおである。
でも実際どういうふうに焼いていけば良いのか。
今回は「とっくんがオススメする男子力高めレシピ「ステーキ」が絶品だった」と題し、ステーキのレシピについてまとめていこうと思う。
とっくんがオススメする男子力高めレシピ「ステーキ」の材料
以前に当サイトではレシピ本きっかけで、YouTubeやTwitterなどの料理動画で有名なとっくんさんに直接インタビューをさせていただいた。
関連記事:【優勝しまくる一般男性】レシピ本が人気のとっくんにインタビューしてみた
そしてそのインタビューの中で、「レシピ本の中でとっくんさん的に男子力が高いと思うメニューは?」という質問を投げたところ、ステーキという回答があった。
男子は肉を食ってナンボと言うのもあるし、火加減の調節やちょっとしたひと手間で料理が美味しくなる、そんな楽しさを感じてほしいとのことだった。
ちなみにステーキに関しては、ビールで優勝する動画と白米で優勝する動画の2パターンがある。
ビールと白米という違いだけでなく、付け合わせやレシピも若干違うので、キミの好みを選ぶと良いんじゃないかと。
ちなみにレシピ本に載っているのはビールと優勝するほうのレシピで、材料は下記の通り。
牛肉(ステーキ肉)・・・食べたいだけ
塩、こしょう・・・各少々
玉ねぎ・・・1/2個
にんにく・・・1片■A
しょうゆ・・・大さじ2
みりん・・・大さじ2
料理酒・・・大さじ2
砂糖・・・大さじ1バター・・・適量
ポテトサラダ・・・適宜
レシピ通りにステーキ肉を焼くことしか考えていなかった筆者
申し訳ないが今回は肉を焼くことしか考えておらず、ソース作りや付け合わせは横着させていただいた。
一応ソース作りについては玉ねぎの皮をむいてざく切りにし、にんにくも皮をむく。それとAの材料を合わせてミキサーにかけた後、鍋に移して火をかけ、アルコール分を飛ばす。そして肉を焼いた後に同じプライパンに入れて火をかければソースの出来上がりである。
気を取り直してメインのステーキの工程を。私が用意したのはアメリカ産の牛肉。
こちらの大きな脂身を取り除き、筋を切って全体に軽く包丁を入れた。
レシピとしては動画2つのハイブリッド気味になっている。
そしてこちらのステーキ肉に塩、こしょうをパラパラ。
フライパンで先ほど切り取った脂身を熱し、
塩、こしょうを振った面を下にしてお肉をフライパンに投入。
両面にこんがりと焼き色がついたら、とっくんさんが「あのひと手間をするかしないかで、味わいが違ったりします」と言っていた、アルミホイルでお肉を休ませる工程を挟む。
すぐにでも食べたいところをぐっとこらえ、市販のソースを火にかけながらしばし待った。
焼き上がったステーキの断面の美しさとお店のような美味さ
そして焼き上がったステーキを包丁で食べやすいサイズにカットし、その中で見栄えが良さそうな一切れの断面はこちら。
実に美しい。私はレアが好きなので、これがベストな焼き加減だった。
私の場合は両面に焼き目がついた後、すぐにアルミホイルで寝かせる工程に入ったが、キミがもしもっと火を通したいと思うなら、フタをして弱火でもう少し焼いた方が良いと思う。
どうしても心配であれば、調理中に切って焼き具合を確認するのも一つの方法かと。
ともあれ私が焼いた肉に、ステーキソースをかけたビジュアルはこちら。
あまり美しい盛り付けはできなかったが、美味しそうな感じは伝わるはず。そう思いたい。
というか、実際食べてみると本当に美味しかった。
見た目は「中は冷たいんじゃないの?」と思うくらいだろうが、食べてみると中までほんのり温かい。
おそらくこの感じは、アルミホイルで休ませたからこそなんじゃないかと。
その工程が無ければ、実際中は冷たかったかもしれない。
そして、余分な脂身カットと包丁の切れ目もバッチリ効果が現れている。
レアだからという理由だけでなくて肉は柔らかいし、噛み切りやすい。
さりげなくビールは合わせたが、写真は忘れた。。。
しかし、陰ながらしっかり優勝はできた。
まとめ
いかがだっただろうか。
とっくんさんのステーキレシピについて、下記のことをまとめてきた。
・ステーキは男子力高め
・ただ焼くだけでなく、ひと手間を大切に
・焼く前にお肉をトリミング
・焼く時は塩、こしょうの面を下に
・アルミホイルで寝かせるのが大事
・焼き加減は完全に感覚
やはり、下ごしらえは本当に重要なんだと実感できた。
今までに自分でステーキを焼いてきたことは何度かあるが、正直美味しいと感じたことはほとんどなかった。
しかし今回のレシピでステーキを焼いてみて、定期的に食べたいと思うことができた。
キミもぜひ一度、試してみることをオススメする。