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【著者に会いたい】丸善ジュンク堂書店のオンラインイベント

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【著者に会いたい】丸善ジュンク堂書店のオンラインイベント

丸善ジュンク堂書店が運営しているオンラインイベントページを知っているだろうか。
本にまつわるイベントをオンラインで開催し、全国どこででもPCまたはスマホがあれば視聴も可能である。

書籍の販売にあわせて物語の制作秘話、対談、講演などを企画し、書籍と一緒にイベント視聴を購入できるシステム。

今回は「【著者に会いたい】丸善ジュンク堂書店のオンラインイベント」と題し、これから予定されているオンラインイベントや、申込み方法などを解説していく。

なぜ今オンラインイベントなのか

DSR読者世代は、電子書籍や動画が主流なのかもしれないが、書店という場所はネットにはない楽しさが詰まっていて、知れば知るほど奥が深い。

丸善ジュンク堂書店が特に力を入れているジャンルは洋書や専門書類である。
学術的なものからホビー的なものまで幅が広く、絶版書籍を置いてある事も多い。

欲しい本が必ずある書店って、信用のおける友達が一人いるようなもの。

 

丸善とジュンク堂書店が合併したのが2015年。
新しい本の提供を模索するジュンク堂書店に対し、創業150年の老舗丸善。全店の蔵書量は3000万冊を超える。

どんなに電子書籍や通販が増えようとも書店がなくなる事はない。
時代が進化しても、本の思い出や本を読む時の想像力はインターネットを超えた楽しさがある。

 

それに書店の利用の仕方は前とずいぶん変わってきた。
丸善ジュンク堂書店が次に目指すものはお客様参加型の出会い。

サイン会や読書会などは昔からあったが、コロナ禍という状況で、密で人が会う事は避けたい。
且つ全国に散らばっている読者にいち早く情報を届けるための方法として、このオンラインイベントは不幸中の幸いだったといえる。

 

オンラインとはいえ、著者と直接話せる機会をつくり、お客様がオンタイムで参加できるという丸善ジュンク堂書店ならではのイベントである。

 

オンラインイベントの特徴やイベントを紹介

このオンラインイベントの特徴は、書籍付きと視聴チケットを選ぶ事ができる点。
出版して間もない本とオンラインイベントをセットで買うと割引になるシステムは嬉しい。

しかも新書のジャンルは多岐にわたっており、月別にイベントを検索できるようになっている。
購入は視聴のみか書籍付きの選択が可能で、どちらもイベントの開始一時間前まで受付されているので、当日飛び込み参加もOK。

 

1つの例として5月に行われたイベントについて紹介したい。

5月10日(火)に行われた高橋源一郎さんの「もう一つの失われたTOKYOを求めて」というタイトルのイベントは、4月7日発売の新書「失われたTOKYOを求めて」について、著者が本で書けなかった事やイベント中のお客様からの質問にも答えるトークショーだった。

 

作家であまりメディアに出たがらない方もいるので、読者が手元にある本を書いた人物にオンラインを通して会えるというのは非常に魅力的だと思う。
イベント前に本を読んでいれば本の裏話はとても面白いものだろうし、これから読む場合でも事前の知識があるとさらに読むのが楽しくなるに違いない。

 

また、5月14日(土)にはビアジャーナリストのくっくショーヘイさんによる「うまいビールが飲みたい!最高の一杯を見つけるためのメソッド」の販売に伴い、家飲みに焦点をあてて実演つきの家飲みの方法や、コンビニOKのペアリングとよばれるビールのおつまみを教えてくれるイベントがあった。

ただ酒を飲むより知識がつくし、何よりビール好きが集まるという楽しさ、土曜の午後に家で楽しめる手軽さがいいと思う。

開催予定のオンラインイベントをチェックする>>

 

こだわりのオンラインイベント

丸善ジュンク堂はオンラインイベントも独特のこだわりをもっている。
5月20日に行われる【英文精読居室】「英文精読教室」番外編トークイベントはその一つ。

既刊である「英文精読教室」を題材として、英語の精読と翻訳をするために必要な辞書の使い方、そして楽しみ方を教えてくれて、これは人気のシリーズもの。

 

英語を習っている人は多いが、辞書の使い方や楽しみ方はあまり考えた事がないだろう。
こうした知識系のオンラインイベントはなかなか見る事ができない。

最後に個人的に気になったのは、5月19日の「危険地帯潜入調査報告書 裏社会に存在する鉄の掟編」発売イベント。

ライターの村田らむさんと編集者の丸山ゴンザレスさんの対談形式で行われるこのイベントは、オンラインとオフライン同時開催となっており、オフラインではチェキ撮影会も予定している。

 

丸山さんは自らYouTubeチャンネルを解説し、裏社会の実態や現状を伝えているし、村田さんは潜入取材を得意とするライターさんなので、本に書かれている事以外のわくわくする話をしてくれるに違いない。

特に丸山ゴンザレスさんは海外の危険地帯も渡り歩いているため、日本では経験できない話を聞く事ができそうである。

 

まとめ

いかがだっただろうか。

今回ご紹介したのはほんの一部のオンラインイベントで、他にも将棋のカラー名鑑を記念した将棋記者のトークショーや、元ラグビー日本代表キャプテンの新書に伴った人生相談など、時代背景をいち早くキャッチしたイベントが盛りだくさんである。

 

インターネットやSNSで情報は簡単に拡散できるようになったが、フェイクニュースや情報操作も存在する今、判断できるのは自分の知識と経験だけ。

本は、ただ読むだけのものから人とのつながりや経験を伴うものとして進化していくだろう。
新刊と一緒に、自分だけのオンラインイベントを楽しむ週末も悪くない。

 

開催予定のオンラインイベントをチェックする>>

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