キミは海外ドラマを観たことがあるだろうか?
もしくは、今観ている海外ドラマはあるだろうか?
「そもそも興味が無い」
「前は観てたけど。。。」
「海外ドラマって何?」
と思っているなら、SUITS(スーツ)をオススメしたい。
全米で大ヒットを記録し、日本でも人気を博しているビジネスドラマである。
私自身「海外ドラマなんて。。。」というタイプだったが、SUITSは一発でハマった。
今回は「【男子必見!】海外ドラマのSUITS(スーツ)が面白すぎて引きこもって一気見するレベル」と題し、私だけでなく全米をトリコにしたSUITS(スーツ)という海外ドラマについてまとめていこうと思う。
筆者は海外ドラマには長らく抵抗があった
個人的な話で恐縮だが、私は長らく海外ドラマに抵抗があった。
ただ、まったく観てこなかったわけでも無い。
最初に触れたのは、海外ドラマ人気の火付け役ともなった「24(トゥエンティフォー)」。
友人に勧められて観てみたが、正直全然ハマらなかった。。。
かなり前なのでハッキリとは 覚えていないが、おそらく1話か2話かまで観て終わっていると思う。
今見たら違うかもしれないが、今さらあまり見る気にもなれない。
ここで少し抵抗ができて、その後に見たのは「HEROS」。
しかしこれまた残念ながらハマることはなく、同じく2話ぐらいまで観て止まった。
その後「プリズン・ブレイク」や「ウォーキング・デッド」などなど、様々は海外ドラマはあるだろうが、何となく興味すら湧かなくなってしまった。
ただ抵抗を決定的にしたのは自分が面白いと思えなかっただけでなく、
・とにかく伏線を張りまくる
・人気が無くなれば伏線放置で打ち切り
という海外ドラマの悪癖というか、特徴を聞いたからかもしれない。
最近は日本も、
・続きは映画で
・続きは有料チャンネルで
みたいな風潮が生まれてきているが、やはりどうせならキッチリ完結すべきだと思っている。
あとはそもそも日本だろうが海外だろうが、ドラマをあまり見る人間ではないというのも影響したかもしれない。
SUITS(スーツ)は5話まで一気見
そんな海外ドラマに抵抗感ありありの私が、SUITSは5話まで一気見した。
そもそもどうしてまた観てみようと思ったのかというと、回りに海外ドラマにハマっている人が多く、オススメされたからというのと、Amazonプライムビデオで無料で見られるから。
あとはもちろんDVDも販売されている。
どうせハマらないとたかをくくっていたが、なかなかどうして面白い。
ちなみに現在Amazonプライムビデオではシーズン6まで視聴することができ、DVDも同じくシーズン6まで発売されている。
そして全米では2017年12月現在、シーズン7が放送中だ。
どんな話かというと、カンタンに言えば凄腕弁護士のハーヴィーと、フリーターだが実は天才的な頭脳を持つマイクがひょんなことからバディを組むことになり、数々の訴訟へと挑んでいく物語である。
ちなみに私はこの記事の作成時点でシーズン2まで見終えて、今はシーズン3に突入している。
SUITS(スーツ)のタイトルの由来
SUITSはそのタイトルの通り、基本的にスーツを着たビジネスマンたちが物語を織りなしている。
シーズン1ではスーツへのこだわりや、スーツに関する話などもあった。
ただ、シーズン2以降はそんなにスーツの話が出てこないので、「SUITSっていうタイトルの意味がないんじゃないか?」と思っていたが、調べてみて初めてそれが間違いだと知った。
「suit」には「訴訟」という意味があるので、まさしくこのドラマにピッタリのタイトルと言える。
SUITS(スーツ)は全米でとんでもない数字を叩き出している
SUITSは日本で放送される前に、まず全米で相当な実績を挙げたようである。
具体的には、下記の通り。
・シーズン1で初回視聴者数全米第1位となる460万人を記録
・厳しい評価で有名なインターネット・ムービー・データベースで8.9/10をマーク
・シーズン2で、同時間帯放送の米国ケーブル全チャンネルの中で18~49歳+女性視聴者数第1位
・シーズン2の総視聴者数は135%アップ
人気がないとすぐに打ち切られる海外ドラマにあって、これだけ続いているということはやはり評価をされているからだろう。
SUITS(スーツ)というか海外ドラマを観て、今さらビックリしたこと
The dream team is back. 📷 @halfadams #Suits pic.twitter.com/MpHBRAnjnD
— Suits (@Suits_USA) 2017年11月15日
友だちか!ファーストネームで呼び合うビジネスマンたち
今まで全然気にしたことがなかったが、SUITSは連続ドラマということもあって何度も見るせいか、今さらビックリしたことがある。
それは、「お互いにファーストネームで呼び合っていること」。
主人公は「ハーヴィー」「マイク」と呼び合っているので、本当に当然のことではあるが日本に置き換えると「鈴木一郎」「田中和夫」という人がいたら、「一郎」「和夫」と呼び合っているようなものである。
プライベートならともかく、職場でも普通にファーストネームなことに、今さらながらビックリした。
日本のビジネスドラマの名作といえば「半沢直樹」があるが、「直樹」と呼ぶのは奥さんとお母さんくらいだったんじゃないかと。
親友の近藤や渡真利でさえも、お互いに名字で呼び合っていたように思う。
半沢直樹 -ディレクターズカット版- Blu-ray BOX
これが世界、なんだろうか。
たびたび使われる有名映画のシーンやセリフの引用
あとは軽快な会話のやりとりの中には、映画のネタがたびたび登場する。
知っていれば、より深くドラマが楽しめるんじゃないだろうか。
というか、これをきっかけに映画を観てみても良いかもしれない。
SUITS(スーツ)の主要レギュラー
SUITSの主要レギュラーメンバーは、下記の6人である。
ハーヴィー・スペクター (Harvey Reginald Specter) / 演者 ガブリエル・マクト (Gabriel Macht)
「マンハッタンのナンバーワンクローザー」とも言われる凄腕の弁護士。
弁護士としての実力は申し分ないが、部下を持たず、指導したり面倒を見ようとすらしない一匹狼だった。
しかし所長のジェシカが昇進と引き換えに部下を持つように命じたことで、マイクを雇うようになるというわけである。
ハーヴィーはまさしく「俺様」キャラ。
自信と才能を全面に押し出し、我が道を進んでいく。
ただ、一見冷たいように見えて誰かをかばったり、マイクに思いやりを見せたりもする。
そのギャップがなんともたまらない。
マイク・ロス (Michael James “Mike” Ross) / 演者 パトリック・J・アダムス (Patrick J. Adams)
一度見たものを忘れないという、とんでもない才能を持っているマイク。
それなのに経歴はまったくパッとせず、不祥事で大学を中退しただけでなく、悪友の手伝いで大麻の運び屋をするフリーターだった。
だが大麻の運び屋中にたまたまハーヴィーの部下を決める面接会場に逃げ込み、採用されることに。
ハーバード大学卒業者しか採用しない弁護士事務所にあって、経歴を誤魔化したままで採用され、わかった上で採用したハーヴィーも運命共同体として秘密を共有していく。
優しすぎる部分はあるものの、コミュニケーション能力は非常に高く、依頼人に親身になることができる。
マイクの成長も、物語の面白さの大きな要素と言えるだろう。
ルイス・リット (Louis Marlowe Litt) / 演者 リック・ホフマン (Rick Hoffman)
結果や成果は残しているが、自分が大好きでハーヴィーをライバル視している。
教育係なので新人には厳しく当たり、でも上司や所長にはヘコヘコするという、わかりやすい悪役である。
ただ、ルイスは悪役だけどどこか憎めない感じがして、個人的には結構好きである。
作中ではハーヴィーによくいじられるが、ツイッターでもなんだかネタにされている。
Our holiday present to you. Happy December, Suitors! #Suits pic.twitter.com/a8Na3T5wiV
— Suits (@Suits_USA) 2017年12月1日
Louis Litt is #Halloween ready. Get excited for October and download the Louis Litt 2017 Calendar: https://t.co/Y57Q1X9qFq pic.twitter.com/qAO9zZBLis
— Suits (@Suits_USA) 2017年10月1日
ジェシカ・ピアソン (Jessica Lourdes Pearson) / 演者 ジーナ・トーレス (Gina Torres)
法曹界というのは、実は白人至上主義なんだとか。
しかしそんな中にあって有色人種で女性なのに、一流事務所のトップを務めるという才色兼備の会社代表である。
ハーヴィーの扱いもそうだが、幹部や部下などを実にうまく束ね、会社を運営している。
レイチェル・ゼイン (Rachel Elizabeth Zane) / 演者 メーガン・マークル (Meghan Markle)
事務所で一番信頼されているパラリーガル。
パラリーガルというのは、要は弁護士の補佐のこと。
資料やデータ探しなどで、たびたびマイクの力になっている。
能力は高いのにテストには弱く、弁護士を目指しながらも夢を実現できずにいる。
ちなみにこのメーガン・マークルは、なんと英国王室のヘンリー王子と2017年11月27日に婚約。
“世界で最も結婚したい独身男性”と呼ばれた彼のハートを見事に射止めた。
<参考記事>
女優から英国王室へ!ヘンリー王子を射止めたメーガン・マークルについて知っておきたい6つのこと
ドナ・ポールセン (Donna Evelyn Paulsen) / 演者 サラ・ラファティ (Sarah Rafferty)
ハーヴィーの秘書だが、「事務所にドナあり」と言わしめるほど社内事情に詳しく、資料や好み、ウワサ話などを完全に把握している。
もちろん他からの引き合いはあるが、基本的にはハーヴィーの専属。
能力はもちろんのこと、その美貌やスタイルも個人的にはたまらない。
キミがある程度の年齢か年上の女性が好きなら、きっとこの気持ちはわかってもらえるはず。
DSR的にSUITS(スーツ)の魅力を語る
ではここからは、筆者個人としてのSUITSの好きなポイントを挙げていこうと思う。
海外ドラマSUITS(スーツ)のここが好き1:イチイチカッコいいハーヴィーの着こなし
なんというか、ハーヴィーのスーツの着こなしはイチイチかっこいい。
どのシーンを切り取っても、ファッション誌の1ページのようである。
全米ではもちろん、日本でも着こなしを参考にしている人は多いらしい。
ただこの着こなしも、ハーヴィーだからこそだと思わなくもないが。。。
海外ドラマSUITS(スーツ)のここが好き2:業種・職種に関係なく楽しめる
SUITSの主人公2人は弁護士。
当然ながら話の軸は裁判や訴訟などになる。
なので「法律の知識が無いと楽しめないのでは?」と思うかもしれないが、そんなことはない。
そういうシーンはあっても万人が楽しめるように構成されているし、どちらかというと派閥争いや恋愛、上司と部下の関係など、人間関係に重きが置かれている。
それに代理人は様々な業種・職種の人が出てくるので、キミがどんな仕事をしていようが楽しめるはず。
逆に本職だとしたらどう思うかわからないが。。。
余談だが、日本の法廷ドラマでは「リーガル・ハイ」が好きだ。
【Amazon.co.jp限定】リーガル・ハイ Blu-ray BOX(コースターセット付)
海外ドラマSUITS(スーツ)のここが好き3:軽快なセリフ回しとテンポの良さ
SUITSは全米最強のヒットメーカーとも呼ばれるダグ・リーマン(Doug Liman)が脚本を手がけている。
ダグ・リーマンは、「ボーン・アイデンティティー」に代表されるボーンシリーズの他、様々なオフィス・エンターテインメントで数々のヒットを飛ばしており、SUITSも脚本の良さが非常に評価されている。
実際観ていてテンポが良いし、セリフ回しを聞いているだけでどんどん物語に引き込まれていく。
そしてそこに巧みに伏線が張られているため、ついつい次へ次へとなってしまう。
特にAmazonプライムビデオだとレンタルに行ったり、DVDを入れ直す必要もないので、気付いたらどんどん先を観てしまっている。
まとめ
いかがだっただろうか。
SUITS(スーツ)について、主に下記のことをまとめてきた。
・タイトルの由来
・全米でとんでもない数字を叩き出していること
・SUITS(スーツ)というか海外ドラマを観て、今さらビックリしたこと
・主要レギュラー
・DSR的SUITS(スーツ)の魅力
お伝えした通りアマゾンプライム会員になれば、シーズン5までとりあえず無料で見られる。
現時点ではまだわからないが、おそらくそれ以降のシーズンも時期に配信されるはず。
キミが海外ドラマ好きでもそうでなくても、まずは1話観てみることをオススメしたい。