バーター。抱き合わせ。
何かを売る時に、何かを一緒に売り込む。
昔からある販売手法である。
まったくそんなつもりはないんだろうが、本格炒め炒飯20周年を記念して発売されるニチレイとフリトレーのコラボ商品に対して、失礼ながら個人的にそんな感想を抱いてしまった。
今回は「新商品なのにエビピラフのコラボスナックが炒飯20周年に便乗してるみたい」と題し、何とも微妙な立ち位置になってしまったえびピラフ味 コーンスナックについてまとめていこうと思う。
ニチレイの本格炒め炒飯が発売から20周年を迎えておめでたい
2021年に発売から20周年を迎える、ニチレイの本格炒め炒飯。
私が購入した商品では19年連続になっているが、2001年3月〜2020年2月の間「冷凍調理・炒飯」カテゴリーでNo.1であり続けており、発売以来20年間ずっとトップということになる。
本格炒め炒飯と言えば商品そのものの美味しさもそうだが、最近は深田恭子さんの可愛すぎるCMも記憶に新しい。
ともあれ20周年を記念し、2020年に発売されて好評だったマイクポップコーンとのコラボ商品を2021年3月8日から復活再販売されることとなった。
ちなみに昨年発売された際に、まとめた記事はこちら。
味の感想はもちろんだが、ニチレイについてもまとめているので良かったら読んでみてほしい。
関連記事:【フリトレー×ニチレイ】冷凍食品だけど冷たくないスナック3種を食べ比べてみた
ちなみにこの時に食べ比べ目的で久しぶりにニチレイの炒飯を食べたが、食べ比べとか関係無く美味しさにビックリした。
ダテに20年連続でNo.1をとってはいない。
そして味の再限度についても、他2種類のコラボ商品と比べて一番だったと思う。
なので再販もある意味必然なのかもしれない。
いきなり出てきた感の否めないえぴピラフコラボのスナックを食べた感想
そんな中でえびピラフのコラボである。
ニチレイとフリトレーは、本格炒め炒飯以外でもいくつかの商品でコラボを実施しているのは先ほどご紹介した記事にもまとめている。
なのでニチレイとフリトレーのコラボに違和感はないが、なぜこのタイミングでえびピラフに白羽の矢が立ったのかはよくわからない。
米繋がりかと思ったが前回焼きおにぎりコラボをやっているので、今回は同じようなジャンルの冷凍食品だったからだろうか。
えびピラフも20周年だったり、売り上げNo.1ならまだわからなくもないが、えびピラフは2015年4月~2019年10月までは「冷凍ピラフ」カテゴリーでNo.1だったようだが、それ以降はNo.1をとれていない雰囲気である。
それでもきっと新しいコラボ商品を出したかったのかもしれない。
とりあえずパッケージからもしっかり気合は伝わってくる。
ちなみに冷凍食品のえぴピラフはこんな感じ。
コーンスナックには、自社製ブイヨンとソースアメリケーヌは使われてないんだろうか。
冷凍食品のパッケージを見ながら、そんな無粋なことを考えてしまった。
ともあれ、実食。
パッケージに「えびの旨味とバターの香り立つ風味!」と書かれているとおり、確かにえびとバターはしっかり感じられる。
特にバターが結構鮮烈で、最初に食べた時にはバターの感じがかなり残った。
しかもピラフにはコーンが入っていて、これはコーンスナックなのでえびとバターとコーンでピラフの味わいをある程度再現できているように思う。
まとめ
いかがだっただろうか。
今回はニチレイの本格炒め炒飯20周年と、えぴピラフを含めたフリトレーとのコラボ商品について下記のことをまとめてきた。
・発売20周年+20年連続No.1の本格炒め炒飯
・深キョンはかわいい
・いきなりえぴピラフ
・えぴピラフはバーターならぬバターが鮮烈
・えぴピラフの再現度はなかなか
えびピラフ味 コーンスナックとマイクポップコーン 本格炒め炒飯味は、2021年3月8日から全国のコンビニエンスストアで先行発売される。
本格炒め炒飯20周年を祝うとともに、えぴピラフ味コーンスナックにも思いを馳せてもらえると幸いである。