様々なことが新しく始まる春。
新製品や新サービスなども始まることがままあるが、キリンビールはこのタイミングで新しいスタンダードビールを販売する。
その名も「キリンビール 晴れ風」。
期間限定商品ではなく、一番搾りに次ぐ第二のスタンダードビールの柱として育てていくとのこと。
先日その新商品発表会に参加させていただき、一足先にサンプルもいただいてきた。
今回は「【晴れ風に告ぐ】キリンビールの定番一番搾りと飲み比べてガチレビュー」と題し、新しい定番を目指す晴れ風とすでにキリンの定番になっている一番搾りを飲み比べた感想をまとめていこうと思う。
一番搾り以来17年ぶり!スタンダードビールの新ブランド「キリンビール 晴れ風」
飲み比べの前にカンタンに晴れ風の特徴や登場した背景を。
2024年4月2日より販売がスタートする「キリンビール 晴れ風」。
タップマルシェやスプリングバレーなど多種多様なクラフトビールに力を入れているキリンではあるが、スタンダードビールという観点で見ると意外にも一番搾り以来17年ぶりの新作となる。
一番搾りが登場した平成からはライフスタイルや価値観が大きく変化しており、改めて今求められているビールを構築し直した結果できあがったのが晴れ風。
今この時代に求められているビールを作るべく、開発担当も若手の東橋 鴻介さんがメインとなった。
晴れ風には大きな特長が2つある。
1つは、「ビールとしてのうまみや飲みごたえ」がありながら「飲みやすい」という新しいおいしさ。
そしてもう一つはビールそのものに留まらない「晴れ風ACTION」。
ビールとは切っても切り離せないお花見や花火など、日本の風物詩を守る活動に売り上げの一部を寄付するとのこと。
缶にプリントされたQRコードからアクセスすれば寄付先も自分で決めることができる。
酒飲みへの風当たりも年々強くなっている気がするが、これで多少なりとも世の中に貢献していけるかもしれない。
新旧スタンダードビール、晴れ風と一番搾りを飲み比べ
前置きが長くなってしまったが、改めて晴れ風と一番搾りを飲み比べた感想をお伝えしたい。
まずは一番搾りから。
一口飲んだ瞬間にコクや苦味が押し寄せてくる。
濃厚重厚な味わい。マイナーチェンジを繰り返しているとは思うが、昔ながらのボディがしっかりした安心感がある。
ちなみに一番搾りは以前に工場見学も体験したことがあり、記事にもまとめているので良かったら読んでみてほしい。
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【一番搾りの理由を知った】キリンのビール工場見学で知ったド級の衝撃
一番搾りの理由を知った 僕を連れて進め 思いつきのテキストはともかく、実際にキリンの工場見学で私は一番搾りの理由を知った。 一番搾りであることにどれだけで意味があるのかを。 キミがキリンの一番搾りが好 …
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次は晴れ風。
当たり前かもしれないが一番搾りと見た目はそこまで変わらない。
しかし実際に飲んでみて衝撃だった。
全然違う。
軽やかでさわやかな味わいで、その中にもビールとしての主張がしっかりと眠っている。
これは行楽シーズンにバッチリだと思う。夏場は特にピッタリかもしれない。
というか日本のビールであまり経験したことの無い感覚だった。
バドワイザーやシンハーなど、ライトな口当たりというか何というか。
ビールの飲み比べはそこまで味わいの差がわからないことも多いが、晴れ風と一番搾りは飲み比べると全然違う。
好みはあるかもしれないが、「どっちでもいいや」と一緒くたにしてしまうような被り方は無かった。
まとめ
いかがだっただろうか。
キリンの新定番ビール晴れ風についてまとめてきた。
今回は飲み比べをして本当に良かったと思う。
なんとなく飲んでたらここまで味わいや特長の違いに気付けなかった。
晴れ風は2024年4月2日販売開始。
キミもぜひ一度お試しあれ。