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やっぱり人は見た目が九割?根拠となるメラビアンの法則のウソとホント

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この記事の所要時間: 823

「人は見た目が9割」という本を知っているか?

 

発売は2005年だから10年以上前の本だが、100万部を突破する大ベストセラーになった。
書いてあるのは真理に近いことだから、今読んでも古さはそんなに感じない。

そしてこの言葉の根拠とされるのは、「メラビアンの法則」という、これまた相当昔に提唱された理論だ。
ただこの理論については色々言われていて、「理論が独り歩きしている」という話もある。

 

今回は、「やっぱり人は見た目が九割?根拠のメラビアンの法則、ウソとホント」と題して、そもそもメラビアンの法則がなんなのか、そして、そこから見えるものや考えるべきことをまとめていく。

「メラビアンの法則」とは?

まずは、そもそも「メラビアンの法則」がなんなのか。
これはアルバート・メラビアンという、アメリカの心理学者が提唱した理論だ。

 

人が誰かと出会った時には、

視覚情報(Visual)・・・顔立ち、服装、髪型など
聴覚情報(Vocal)・・・話し方、声など
言語情報(Verbal)・・・話している内容など

という3つの要素から判断し、その比率が、

視覚情報(Visual)=55%
聴覚情報(Vocal)=38%
言語情報(Verbal)=7%

になると、メラビアンは提唱した。

 

この中で見た目にあたるのは、「視覚情報(Visual)=55%」と「聴覚情報(Vocal)=38%」だから、

55%+38%=93%

で、人は見た目が9割、というわけだ。

 

メラビアンの法則から、よく語られること

 

 

私も初めて聞いた時には妙に納得したが、これが独り立ちしているという話を最近知った。

 

先ほど伝えたような内容を基に、

「第一印象が大切」
「話し方や声のトーンにも気を遣うべき」

という解釈に結びつける。

 

そしてそこから発展して、新入社員の教育、話し方のセミナーや研修などを実施しているところは多い。

ただ、こういう解釈を広げたのは日本であり、それは誤った解釈だという噂もある。

 

 

メラビアンの法則の独り立ち

解釈への誤解については、メラビアン本人が釈明しているみたいだな。
ウィキペディアを見る限り「1939年-」となっているので、2016年時点でメラビアンはご存命だ。

 

釈明の概要としては、

「メラビアンの法則は、特殊な状況下での判断材料の一例に過ぎない」

というようなもの。

 

例えば「笑顔なのに怒っている」「不機嫌そうなのに褒められる」というような、いわゆる矛盾した行動を相手にされた場合には、内容よりも見た目を重視するってことだ。

だから、いついかなる状況でも見た目を重視するわけじゃないって話になって、「独り立ちしている」説も出てくるようになったんだな。

 

じゃあやっぱり「見た目は九割」じゃないのか?

だからといって、

「見た目は九割なんてウソだ」
「内容そのものだって聞いてるだろ」
「騙された」

と単純に考えるのも、私は違うと思う。

 

確かに本人の意図するところと違ってきている部分はあるだろうし、拡大解釈な部分もあるのかもしれない。

要素の具体的な比率はともかくとしても、だからと言ってまったく見た目を気にしていない人が好感を得るわけじゃないし、聞き取りにくい話し方より、聞き取りやすい話し方のほうが相手にとってプラスに働くことは間違いない。

 

本人がなんと言っても、私としては「見た目は九割」説を推したいのと、その根拠をいくつかお伝えしていく。

 

「草食男子」を正しく解釈できているか?

独り歩きしているとか、そういう解釈をしているのは日本だけだという意見もあるだろうが、実際日本では「見た目は九割」って考え方が浸透してきているのは紛れもない事実だ。

否定する人ももちろんいるが、あくまでも少数派。多数派には勝てない。

 

民主主義の論理を掲げるわけじゃないが、違和感があったとしてもそういう考え方が「当たり前」になれば、仮に解釈が本人の意図するものでないとしても、常識になる可能性がある。

 

例えば「草食男子」という言葉があるが、「草食男子」と聞いてキミはどんなことを思う?

ナヨナヨした、女子に告白する勇気もない気弱な男子か?

 

ちなみに、その解釈は間違っている。

「草食男子」は深澤真紀さんというコラムニストが名付け親だが、その解釈について彼女は下記のように語っている。

団塊の世代とかバブルオヤジたちとは違う、古い価値観から解放された男性が出てきた時代で、それが草食男子だったと。この言葉をきちんと調べた人には、誤用された状況も含めて、名付け親の意図はせめて伝わってほしいというかすかな望みがあります。

 

「 草食男子の名付け親」「紋切型」の背負い方より引用

 

ただ、実際には逆の意味で使われているよな。
気弱で、頼りない男子の代表のような。

 

それが良いものかどうかはともかく、言葉は時代や解釈のされ方によって意味が変わっていくものだ。
草食男子だけでなく他の日本語であっても、そうやって変わっていったものも多い。

 

スーツ姿の男性とホームレスに道をきかれたら?

例えばキミが、

・スーツ姿で身なりが整っていて、爽やかな香りがする男性
・ボロボロの服を着て、なんとも言えない体臭をさせているホームレスの男性

という2人から道をきかれたら、どう思う?

 

最悪ホームレスとは話さずに立ち去ってしまうだろう。

教えたとしても、「物乞いされないかな」「汚いな」「話しているところを見られたくないな」など、色々思うことがあるんじゃないだろうか。

 

これは極端な例だが、結局はそういうことだ。

実際スーツ姿の男性と、小汚い格好の男性が女性に道を訪ねた時に、スーツ姿の男性のほうが丁寧に応対してくれる割合が高かったなんて実験結果もある。

 

特に女子は、男子よりも身なりや清潔感をよく見ている。
私もそうだが、男子は胸や顔ばっかりを見がちだけどな。

少なくとも女子にモテたい、好きな女子と仲良くなりたいと思うなら、見た目には気を遣うべきだ。

 

そして女性関係だけでなく、ビジネスでも見た目に気を遣っておいて損はない。

オシャレな持ち物を持っていたりそんな格好をしていれば、それがきっかけで話が弾み、商談や営業のきっかけになるなんてこともある。

 

心理学の「初頭効果」はあなどれない

「初頭効果」という言葉を知ってるか?

これは一番最初に相手に与えた印象で、その人の印象は決まってしまうという心理学の用語だ。
さらに、そうして決まった印象はその後なかなか変わることがない。

 

だから良い印象を与えられれば問題はないが、最初に悪い印象を与えてしまうと、それを後から改善するのは非常に難しい。

小汚い格好で最初に会ってしまったら、その後も小汚い格好の印象は相手に強く残る。
これはキミ自身もおそらく経験があるはずだ。

学生時代の友人はその頃のイメージが残っているだろうし、幼い頃からよく遊んだ親戚もその頃のイメージがなんとなく残っているだろう。

 

見た目に気を配れない人は何にも気を配れない

 

 

最後は究極なところだな。

ただ、「一事が万事」って言葉もあるし、人間そんなに器用なものでもない。

 

あっちはうまく立ち回って、あっちは手を抜くなんてことはなかなかできないものだ。
できたとしてもごく一部だろうし、大抵はできたつもりでバレている。

見た目はコミュニケーションの入り口になる部分だ。

 

そこに気を配れないのは、コミュニケーションの最初の時点でミスをしていると言っても過言じゃない。
だからといってブランド品に見を包んだり、流行を追いかけ回せばいいってことではないからな。

少なくとも、最低限のことはやっていこう。

 

・顔を洗う
・歯を磨く
・髪を整える
・スーツなら、シワのないYシャツを着る

そんな基本的なことからでいいんだ。

 

基本ができたら、次は服装とかで自己主張をしていこう。

ただあくまでも、相手あってのもの。自分の主張ばかりを通しても伝わらないから、そこは注意が必要だ。

 

まとめ

いかがだっただろうか?

九割とまではいかないが、やっぱり見た目は重要だ。
見た目で与える印象の違いは否定のしようがないし、それによってキミへの評価も確実に変わる。

 

ただ別に「顔が大事」「やっぱりイケメンじゃないと」っていう話じゃないことは、読んでもらえばわかるよな。
そういうことじゃない。

身なりを整えようってことだ。

 

別に高いブランド物を買わなくても、シンプルで清潔感のある服はいくらでもある。

まずは意識から変えていこう。

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