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ADC38?あだち充ヒロイン総選挙を知り、DSR的トップ10を選んでみた

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ADC38?あだち充ヒロイン総選挙を知り、DSR的トップ10を選んでみた

キミは、あだち充先生を知っているだろうか?
これでピンと来なかったとしても、「タッチ」「H2」などと言えばきっとピンと来るだろう。

 

このほど、サンデーS増刊特別企画として、あだち充ヒロイン総選挙2017が企画されたが、それが「非常に悩ましい」ということで話題を呼んでいる。

まあ、理由は色々あるとは思うけれども。。。

 

私自身も非常に悩ましくはあったが、今回は「ADC38?あだち充ヒロイン総選挙を知り、DSR的トップ10を選んでみた」と題し、超個人的なあだち充ヒロイントップ10を挙げていこうと思う。

作品ではなく、漫画家の魅力にトリコになっているあだち充

手前味噌ではあるが、あだち充先生の漫画については、読んでいないものの方が少ないくらいである。
おそらく漫画家の中では、間違いなく一番多くの種類のマンガを読んでいる。

新しく連載が始まればとりあえずは読んでみたい。そして、気付いたら最後まで読んでしまっているという数少ない漫画家と言える。

 

大抵の漫画家は、「この漫画家だから」というより「この作品だから」という感じだが、私の中であだち先生は唯一漫画家としての魅力で作品を読んでいっている。

独特のセリフ回しやテンポの良いギャグ、シンプルだが味わい深い絵や複雑な人間の描写など、魅力は数え上げればキリがない。

 

ずっと一線で活躍し続けているというのも、素晴らしいことだと思う。

 

あだち充ヒロイン総選挙に対する「悩ましい」声

そんなあだち充先生は、実に数多くの作品と女性キャラを登場させてきた。
そんな中で推しメンを選ぼうと言うのだから、悩ましいのはムリもない。

実際こんな声があがっている。

 

新しいアイドルグループ?ADC38(エーディーシーサーティーエイト)とは?

ヒロイン総選挙ということで、今回ADC38と銘打たれている。
総選挙ということもあり、AKBを意識しているんだろう。

38はノミネートされたヒロインの数で、ADCはADaChi(あだち)なんだろうな、きっと。

 

そして、本当は48にしたかったけど、そこまではヒロインがいなかったんじゃないかと。
それはさておき、ノミネートは以下のヒロインである。作品ごとに分けてみた。

 

ナイン

01:中尾百合(なかおゆり)
02:安田雪美(やすだゆきみ)

 

陽当たり良好!

03:岸本かすみ(きしもとかすみ)
04:関圭子(せきけいこ)

 

みゆき

05:若松みゆき(わかまつみゆき)
06:鹿島みゆき(かしまみゆき)

 

タッチ

07:浅倉南(あさくらみなみ)
08:西尾佐知子(にしおさちこ)
09:新田由加(にったゆか)
10:住友里子(すみともさとこ)

 

スローステップ

11:中里美夏(なかざとみなつ)
12:沢村亜矢子(さわむらあやこ)

 

ラフ

13:二ノ宮亜美(にのみやあみ)
14:小柳かおり(こやなぎかおり)

 

虹色とうがらし

15:菜種(なたね)
16:琴姫(ことひめ)

 

じんべえ

17:高梨美久(たかなしみく)

 

H2

18:雨宮ひかり(あまみやひかり)
19:古賀春華(こがはるか)
20:小山内美歩(おさないみほ)
21:川村ひかり(かわむらひかり)

 

いつも美空

22:坂上美空(さかじょうみそら)
23:小久保都(こくぼみやこ)

 

KATSU!

24:水谷香月(みずたにかつき)
25:南条理子(なんじょうりこ)
26:半沢みのり(はんざわみのり)

 

クロスゲーム

27:月島青葉(つきしまあおば)
28:月島若葉(つきしまわかば)
29:滝川あかね(たきがわあかね)
30:志堂理沙(しどうりさ)

 

アイドルA

31:里美あずさ(さとみあずさ)
32:市原富士見(いちはらふじみ)

 

QあんどA

33:前沢遊歩(まえざわゆうほ)
34:大内忍(おおうちしのぶ)
35:黒隅京子(くろすみきょうこ)

 

MIX

36:立花音美(たちばなおとみ)
37:大山春夏(おおやまはるか)
38:三田亜里沙(みたありさ)

 

ナイン、陽あたり良好!、QあんどAあたりはあんまり知らないが、それ以外は読破している。
そしてこの38名の中から、DSR的あだち充ヒロイン総選挙のトップ10をお伝えしていこうと思う。

 

DSR的あだち充ヒロイン総選挙10位:アイドルA(アイドルエース) 里美あずさ(さとみあずさ)

ランクインの中では一番新しい作品である。
というかこのヒロインは、完璧過ぎる

トップアイドルでありながら、親の夢を叶えるために幼馴染と入れ替わって甲子園にあと一歩まで進み、果てはプロの選手にまでなってしまう。

 

ただ、健気で一途なところには心惹かれる。

 

DSR的あだち充ヒロイン総選挙9位:虹色とうがらし(にじいろとうがらし) 菜種(なたね)

あだち先生の中では異色作とも言える、時代劇風のお話。
一応前置きでは地球によく似たどこか遠い星の、知らない場所での出来事ということにはなっている。

7人兄弟の過去や現在を巡る冒険活劇である。

 

あまり評価されることは多くないが、話としてよくまとまっているし、個人的には結構好きなマンガである。
そんな中にあって、少しネタバレにはなってしまうが菜種はある意味悲劇のヒロインとも言える。

ただ、最後は大団円。

 

DSR的あだち充ヒロイン総選挙8位:ROUGH(ラフ) 二ノ宮亜美(にのみやあみ)

映画にもなった、水泳を題材にしたマンガのヒロイン。
出会いは最悪で、「ロミオとジュリエット」のように敵対関係にあった主人公とヒロインだが、水泳を通して心が通じ合っていく。

このマンガは、「あだち充史上最高のラスト」と言われるくらい、最終回が素晴らしい。

 

そしてその中心にいるのは二ノ宮亜美。
きっと一番に挙げる人も多いと思う。

 

DSR的あだち充ヒロイン総選挙7位:クロスゲーム 月島青葉(つきしまあおば)

こちらも比較的最近のマンガ。
あだち先生の凄さはあれだけ野球マンガを書きながらも、まだまだ底が知れないこと。

月島青葉はあだちマンガのヒロインの中で、一番魅力的なツンデレキャラだと思っている。
幼くして亡くなった姉の若葉を愛し続け、憧れ続けながらも主人公への恋心との間で揺れ動く。

 

実際主人公も、若葉への想いを表現し続けているから難しい。

姉想いすぎて思わぬ方向に行きかけたが、最後はハッピーエンド。
青葉には、幸せになって欲しい。

 

DSR的あだち充ヒロイン総選挙6位:TOUCH(タッチ) 浅倉南(あさくらみなみ)

おそらく多くの人が1位に挙げるんだろう。
私があまのじゃくのせいなのか、そんなに上位には上がってこなかった。

国民的ヒロイン、永遠のヒロインとも言えるかもしれない。

しかし見方によってはちょっと重いし、痛いキャラと言えないこともない。。。

 

ただ、多くの男性が彼女のトリコになったことは間違いない。
私自身、魅力的ではあると思う。

 

DSR的あだち充ヒロイン総選挙5位:TOUCH(タッチ) 新田由加(にったゆか)

しかしタッチのヒロインの中では、浅倉南よりも新田由加のほうが好きである。
まあ、新田由加も厳密に言えばヒロインではないんだろうが。

ただ、達也への純粋な思い、ストレートすぎる愛情表現と、意外に健気な一面は可愛すぎた。
最後は委員長と良い感じになってしまうが、個人的には達也とどうにかなってほしかった。

 

まあ、叶わぬ願いだろうが。

 

DSR的あだち充ヒロイン総選挙4位:TOUCH(タッチ) 住友里子(すみともさとこ)

まさかタッチから3人もランクインすると思わなかったが、こういう結果になってしまったので仕方がない。
住友里子はヒロインですらなく、登場自体も物語の本当に終盤のちょっとだけ。

ただ、彼女のおかげで達也は南への愛を再確認することができ、南への告白と、甲子園優勝という結果を残せた。

 

そういう意味では、非常に重要な役どころだったんじゃないかと。
個人的にランクが高い要因は、こういうアイドルとか歌手との秘密の関係のようなものに憧れがあるからかもしれない。

今は会いに行けるアイドルがいるが、当時はもっと背徳的で、特別だった印象である。

 

実際登場回数は少ない割に、私の記憶には強烈に残っている。

 

DSR的あだち充ヒロイン総選挙3位:KATSU!(カツ) 水谷香月(みずたにかつき)

向こう見ずで無鉄砲だが、ボクシングへの愛情はホンモノ。
そして最初は才能だけで興味を持った主人公に対しても、段々と別の感情を抱いていく。

早い段階でそうなっても良かったと思うのに、なかなかそれを表には出さない感じが何とも魅力的だった。

 

しかもボクシングの腕前は超一流。
守って欲しい男子にとってこれ以上のヒロインはいないが、おそらくそういう男子を好きではないんだろうな。

 

DSR的あだち充ヒロイン総選挙2位:みゆき 鹿島みゆき(かしまみゆき)

あだちマンガのヒロイン史上、一番かわいそうなヒロインだと個人的には思っている。
主人公をずっと好きであり続け、成績優秀なのに主人公のために浪人したり、ランクを落として同じ大学に入ったりなど、古き良き尽くす系の日本女性だった。

改めて考えるとこれはこれで重い女性かもしれないが、鹿島みゆきに関してはまったく悪い印象がない。

 

両親も良い人で、なんだかんだで鹿島みゆきと幸せになる結末なのかと思った。
またもやネタバレだが、結局妹の若松みゆきの結婚式で主人公は妹への愛に気づき、結ばれるという結末。

フォローよろしく、妹と結婚するはずだったイケメンとその後うまくいっているような描写があるが、浮かばれない。

 

マンガのヒロインながら、彼女には幸せになって欲しい。

 

DSR的あだち充ヒロイン総選挙1位:H2(エイチツー) 古賀春華(こがはるか)

私の世代にどストライクというのもあるかもしれないが、あだちマンガの中での一番のヒロインは古賀春華である。
社長令嬢だが鼻にかけない。
成績優秀なのに少しドジで、でも主人公に一途で可愛くて。

こんな娘が自分を好きだったらと、はるか昔は妄想したものである。

 

個人的には熱があるのにデートに来たところや、主人公のために何時間も待っていたところなどが最高にキュンキュンした。

 

【9月26日更新】ADC38正式な結果発表。あだち充ヒロイン総選挙の神7が決定

9月25日発売のサンデーS紙面にて、ADC38の結果発表が行われた。

表紙を見る限りでは、全然結果が出ていることがわからない。。。
実際紙面でも裏表紙の表面1ページのみという、少し寂しい扱いである。

結果も、順当すぎるくらい順当。
ちなみに順位に関しては、これまたAKBにあやかって”神7”、つまりは7位までしか発表されていない。

 

あだち充ヒロイン総選挙の神セブンは、順位順に下記のとおりである。

 

”実際の”総選挙1位<センター>:TOUCH(タッチ) 浅倉南(あさくらみなみ)
”実際の”総選挙2位:みゆき 若松みゆき(わかまつみゆき)
”実際の”総選挙3位:H2(エイチツー) 古賀春華(こがはるか)
”実際の”総選挙4位:クロスゲーム 月島青葉(つきしまあおば)
”実際の”総選挙5位:ROUGH(ラフ) 二ノ宮亜美(にのみやあみ)
”実際の”総選挙6位:みゆき 鹿島みゆき(かしまみゆき)
”実際の”総選挙7位:H2(エイチツー) 雨宮ひかり(あまみやひかり)

 

あくまで個人的趣味で選んだが、若松みゆきと雨宮ひかり以外はランキングに入っていたのがよかったと思う。

そして青葉に関しては、せっかくの健闘むなしく、紙面は残念なことになっている。

比較的新しいあだち漫画の中で唯一ランクインしたのに、姉と名前を間違えられている。。。
どこまでも、若葉の影から逃れられない運命なのか。。。

 

まとめ

いかがだっただろうか?
DSR的あだち充ヒロイン総選挙トップ10として、下記のヒロインを挙げた。

 

総選挙10位:アイドルA(アイドルエース) 里美あずさ(さとみあずさ)
総選挙9位:虹色とうがらし(にじいろとうがらし) 菜種(なたね)
総選挙8位:ROUGH(ラフ) 二ノ宮亜美(にのみやあみ)
総選挙7位:クロスゲーム 月島青葉(つきしまあおば)
総選挙6位:TOUCH(タッチ) 浅倉南(あさくらみなみ)
総選挙5位:TOUCH(タッチ) 新田由加(にったゆか)
総選挙4位:TOUCH(タッチ) 住友里子(すみともさとこ)
総選挙3位:KATSU!(カツ) 水谷香月(みずたにかつき)
総選挙2位:みゆき 鹿島みゆき(かしまみゆき)
総選挙1位:H2(エイチツー) 古賀春華(こがはるか)

 

賛否両論あるだろうが、キミの中での推しメンもぜひ決めてみてほしい。

あだち充ヒロイン総選挙の詳細が載っているサンデーSには、サンデーの漫画家のトリビュートまんがも掲載されており、これがなかなか面白い。
良かったら読んでみることをオススメする。

 

そしてあだち充先生のマンガをまとめてチェックしたいなら、こちらのサイトをオススメする。

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